※とにかく本を読む
勉強ができない子は、最終的に国語ができません。例えば数学の文章題などでも問題を解く以前に問題が何を聞いているのかさえ理解できないのです。
これは、明らかに読書不足がもたらす弊害です。
また、古文、漢文など結局は戦争と恋愛の話が多いです。
以前いた生徒でこんな子がいました。成績優秀で非常に真面目だったのですが、全く遊び心を持っていませんでした。国語の問題で恋愛の話がありました。私はよく主人公の気持ちになれと言うのですが、彼女は言いました。「私は恋愛をしたことがないからわからない。」と
勿論無理に恋愛をしろとは言いません。では、どうすればよいか?
それが読書なのです。読書をすることによって疑似体験することが重要なのです。
では何を読ませればよいか?これは非常に多くの親御さんに聞かれます。
答えは「何でもよい。」です。活字があまりにも苦手ならライトノベルや漫画でも良いぐらいです。
まずはいろいろな本を与えてみてください。そのなかにきっと本人が興味を持つ分野があるはずです。
そして自らその分野の本を求めるようになったらしめたものです。
また読書不足のもたらす弊害は他にもあります。勉強をしていても何が重要かがわからないのです。
真面目なのになかなか成績があがらないという子供に多くみられます。
勉強に時間は費やすけれどもポイントがわからないので、全般的に薄くなってしまい、テストの点数に直結しないのです。
そしてもうひとつ重要なのは作文が書けないということです。これは中学校なので相当成績上位の
子供でも多く見受けられます。栃木県の県立高校の入試問題の国語には必ず作文の問題がでます。そして配点も100点中20点と大きなウェイトを占めています。文章力を補強するためにも読書が必要なのです。
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